~今日は何の日~
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「蚊の日」

1897年のこの日、イギリスの細菌学者ロナルド・ロスが、羽斑蚊[はまだらか]類の蚊の胃の中からマラリアの原虫を発見したそうです。

8月20日(日曜日)暑過ぎなのか蚊が少ないです。今年は蚊取り線香無しで作業中。営業中です。

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1988年 NSR250RJ レストア記 ②

前の記事は10月ぐらい・・・なかなか作業できません。

年始から、貧乏暇無し。少しバタバタ。また、車検などの作業も多く、またもや隅に追いやられていたNSR250RJ

1990年末頃に店主が「Hondaディストリビューター」と言う、Honda直系のサービスファクトリーに在籍時、ちょうどこの頃のNSR250が経年変化で壊れ出し、VFR400(NC30)と同じく、88・90・94型とよく修理した名車であり、近くの「セントラルサーキット」にて、「GP250」と言うカテゴリーの市販車レースが開催されていた事もあり、よく目にしていた名車です。

エンジン快調の状態で、いつでも走れていた、この「NSR250RJ」
店主の気ままに、「脳の活性化」と、「整備しないボケ防止」の為に、綺麗に蘇らせようと思います。

完成は、いつか分かりませんが、コツコツ作業しています!


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1月の寒い中、缶スプレーをコンロで暖め、塗装しました。

しかし、缶スプレーは気温が低い状態だとノリが良くない!「まぁ、いいでしょう~」と妥協しました。

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画像だと、白ですし綺麗に見えますが・・・。
ジックリ見ないで欲しい・・・別に、ハイクオリティを目指していませんから、と妥協。

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ザムのスプロケも、3ヶ月の納期を本当にキッチリ守り、到着し、バラバラの部品に少し焦りも入り・・・組み付け。
シャシはこれで終了です。ワイヤーハーネスの点検と修正も終わり、エンジンパーツの分解に。


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MC16のエンジン、乾式のエンジンとは少し違います。
シリンダーの形も違います。ほとんど同じですが当然、ピストンも違います。MC21型は更に進化しています。

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カセットミッション(カセットって懐かしい)ですから、構造は簡単。ラチェットパウルなどミッションのリンク部品など、そのまま外れます。

別に、ミッションやクラッチの不具合は無かったので、点検と清掃でOK。

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昔、クラッチスプリング取り付け部(センター)にシムを入れたら、強化クラッチになり、たまにユーザー様から要望があり実施していましたが、別にそんなにクラッチ操作を高回転で行う事もないので、そのままです。

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よくセンターシールがNGになり、片肺になるのが、NSRやら2サイクル2気筒車両の欠点って、究極の不具合がネットで先行していますが、市販の町乗り車両なら、結構な確立でクランクはOKの場合が多かったです。キャブソレノイドの不具合にての片肺が大半。点検の仕方は、マニュアルに記載しています。(2000rpmでRCバルブ全開になり、その際ソレノイドバルブの圧力が0になる・・・だったかな?MC18は一つのソレノイドばので関係無しですが)

MC21の16Eエンジンとクランクは違います。

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「NSメッキシリンダー」
中のRCバルブは・・・

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ススだらけ。
でも、まだ綺麗な状態だと思います。焼肉後の鉄板の様な感じです。
バルブは固着していません。

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ピストンもイイ感じに・・・。

当然ヘッドも・・・

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イイ感じ。


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清掃後・・と言いますか、発掘後。
こりこりカーボンを削り落とします。
面倒だ!と思う方もいらっしゃるかもですが、私はこの作業が好きです。気持ち良くバリバリ取ると、まぁ素敵に綺麗になるから。気持ちイイですよ。

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ピストンも綺麗に☆

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ヘッド燃焼部も綺麗に☆

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フロント・リヤ共に美しく清掃できました。RCバルブもカチン♪と戻り気持ちイイです!

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クラッチ・ギヤミッションなど、洗浄します。
やはり、経年変化でオイルのカスが、粘度の様にケース下部に溜まっています。しかしNSRや2サイクルはミッションオイルですから、オイルは綺麗な状態ですが、攪拌にて成分とギヤやらのカスが溜まります。

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クランクのセンターシールは異常無かったので、入念に清掃し組み付け、またサイドのオイルシールは交換です。

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今回は、「広島高潤」様の、オイルを全て使用しています。
特別にブレンドして頂いた、市販車ベースのオイルです。本社に遊びに行かせて頂き、チョイスして頂きました。

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シリンダーの初期潤滑には、「ヒートカット」を塗布します。
藤原君いわく、「僕もそうして、組み付けています」との事で、直接シリンダー・ピストンに塗布して組み付けました。

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ミッションオイルは「4ST 5W-30」を初期潤滑オイルに。
完成後、0.8Lミッションオイルを注入します。

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ホント、NSRってエンジンの構成部品が少なく、メンテナンス性がいい。
カブより部位品点数が少ない・・・2サイクルなので、あたりまえですが。

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ピストン組み付け。リングは新品です。
それでも、ピストンリングとオイルシール類は新品にしました。オイルシールはエンジン分解時は必ず新品にします。

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ピカピカのエンジンも憧れますが、ブラシと洗浄油で磨いたアルミの方がカッコいいかな?と私は思います。
泥やオイル汚れが無くなったて、手が入っている感じが好きです。

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エンジン完成です。
エンジン分解は早いモノです。ドンドン作業してしまいます。シャシに比べ作業が楽です。

で、これからが難儀・・・。

エンジンを一人でシャシに搭載・・・。

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昔は、左手でエンジンを支え、気合一発!でボルトを入れていましたが、ブランクもありましたが、一苦労。。
エンジンは正確ではないですが、多分20㎏ぐらいかな?

マウントのゴムがすぐ落ちる・・・と言った経年変化にての部品不具合もあり、作業し難いと言った言い訳も御座いますが・・・。

「慣れ」と言った自信は、すっかり無くなっていました。
エンジン搭載にかなりの時間が掛かりました。しかし、一人でやる事にこだわりました。見かねたお客様が「手伝いましょうか?」と言われましたが・・・。



これで、やっと作業の約半分が終わりました。
なかなか、ゆっくりのレストア作業ですが、昔を思い出しながらのパーツリストと睨めっこ、にて組み付け。
春までに完成するか??ですが、出来るだけ、合間に作業します。





※当店は二輪車の近畿運輸局認証工場です。ブレーキ・エンジン等の脱着オーバーホール(分解・清掃点検・交換)作業を施すには、運輸局による認証が必要です。測定機器・経験など認定される場合は国の厳しい基準にて工場が審査されます。分解整備点検は、国の法律(道路運送車両法第80条)にて、認証工場・指定工場にての車両を点検整備することが基本となっております。





はぎはらモーターは、一台一台、中古車もですが、心を込めて点検整備しています。お客様が気持ち良くオートバイライフを送って頂ける様アドバイス等、真摯にお答えしたいと思っております。是非ご用命をお持ちしております。