~今日は何の日~
(PC版でご覧下さい)

当店メールアドレス hagihara_motor@wish.ocn.ne.jp

「空の日」

1940年に「航空の日」として制定され、戦争中中断されていましたが1953年に復活。運輸省(現在の国土交通省)航空局が1992年に「空の日」改称したそうです。1911年のこの日、山田猪三郎が開発した山田式飛行船が、滞空時間1時間の東京上空一周飛行に成功したのを記念したそうです。

9月20日(金)本当に作業に集中出来る気温です。営業中です。

↑↑↑販売ページはコチラをクリック↑↑↑

1990年型 VFR750F RC36 点検整備風景

暑い中、何かとレストア作業や、点検整備の毎日です。

約30年前の名車、グッドデザイン賞も受賞した90年型の(VFR750F RC36)の中古車点検整備風景です。
店主は、大昔から少し気になっていた車両にて、RC24も好きですが、当RC36も初めて見たときにカッコいい!と思いながら、約20年前に何台か、整備した記憶が御座います。

IMG_1218.jpg


外装を外している画像から始まりますが、カウル類を全て洗浄しました。
V4サウンドが店主好きなので、その中でも、比較的安価な1990年型国内仕様のVFR750Fです。

IMG_1219.jpg

調子の良い状態でしたが、メンテナンス作業を開始しました。
先ずは、キャブレーターオーバーホールと、シリンダーヘッドカバーからのオイル滲みを改善します。

IMG_1220.jpg

V型のCVキャブです。なかなか脱着し難い構造で、かつてよく、NC30やらのV型エンジンのキャブOHをよく行っていたので、要領が作業しつつ思い出して来ます。

IMG_1221.jpg

各パーツ洗浄後の状態です。
バキュームピストンなど経年変化にしては、良好な状態ですが、多分純正部品が販売していた頃に、新品に交換されていると思われました。綺麗です。

IMG_1224.jpg

キャブレーター本体&ジェット類も洗浄し、ノズル修正し、組付け。
IMG_1225.jpg

綺麗な状態に復活しました。パッキンは純正のガスケットセットに交換しました。

IMG_1227.jpg

キャブレーターオーバーホール終了です。続きまして、ヘッドカバーガスケットの交換です。

IMG_1223.jpg

V4サウンドの特徴、カムギヤトレーンのRC35Eエンジン。
あのサウンドが待ち遠しい・・・。

IMG_1230.jpg

エンジン周辺を磨きました。汚れが多かったですが、綺麗なアルミ色に。
もっと綺麗にしたかったですが、浸透している汚れまで取れず、これが限界でした。

IMG_1231.jpg

カバーガスケット交換後の状態。
これで、漏れは無くなります。旧車はいつか実施する作業です。

IMG_1222.jpg

前後しましたが、ラジェーターを外すため、冷却水もフラッシング後に交換しました。
折角なら、冷却ホースを新品にすればよかった・・・と後から後悔しましたが、漏れないのでまた次回です。

IMG_1229.jpg

プラグも、外しやすいついでに、清掃します。

IMG_1233.jpg

綺麗な状態になりました。前オーナーは、車両を、ちゃんとメンテナンスされていた様に思えます。

IMG_1232.jpg

クランクケースカバー左右のブラック塗装がヨタッとした状態だったので、アルミ地金にしました。この後フォークのボトムケース研磨終了後、ウレタンクリアにてコートしました。

IMG_1235.jpg

キャブレーターを搭載し、同調調整を行います。

IMG_1239.jpg

冷却水を、新しく交換し・・・

IMG_1243.jpg

折角、同調にてエンジンを始動するので、MOTULエンジンクリーンにて、エンジン内部の汚れを落とします。

IMG_1240.jpg

いつもの、KOWA製のデジタルバキュームテスター使用。

IMG_1241.jpg

パイロット戻し規定回転にて、この状態のバラツキです。
この状態でも、普通に調子は良いですが、もっと煮詰めて行きます。

IMG_1244.jpg

V型はスクリューが回し辛いですが、根気よく同調調整を実施したら、ピタっと合います。

更に煮詰め・・・

IMG_1245.jpg

これが限界。
欲を出し、もっとピタっと合わせる!と思いますが、これ以上は無理でした。
ほとんど同調が合いました。レスポンスが当然、凄く良くなりました。走行時の乗りやすさに出ます。

IMG_1246.jpg

同調調整に約30分アイドリングにてフラッシングした結果です。
排出オイルは、綺麗な状態でした。施工後は、オイルフィルター(当店はHonda純正新品)交換必須です。

IMG_1247.jpg

油圧クラッチ、レリーズ、ドライブスプロケット点検洗浄&清掃時に、周辺も清掃し、オイルシールからのオイル漏れの有無をチェック。問題ない状態です。

また、クラッチレバー・マスターなど本体一式を、VTR1000F純正中古品がパーツ在庫していたので
交換しました(後に、車体画像でご確認を)クラッチ操作が軽くなります。

IMG_1248.jpg

続きまして、フロントフォークのオーバーホールです。
当、VFR750Fフォークのオイル漏れ無かったですが、経年劣化も考えられるので、シール以外にも、スライダーブッシュなども新品に交換します。

いかし、最大の分解の原因は、ボトムケースがヨタッとした状態なので、研磨し鏡面加工にする事です。

IMG_1258.jpg

フォークが綺麗な状態ですと、車体がかなり綺麗にパリッとします。

IMG_1259.jpg

最初の状態の画像が有れば、違いが判りましたが、撮り忘れ。
ボトムケース、綺麗に研磨したでしょ。なかなか手間が必要なんですよ、これ。

IMG_1260.jpg

MOTULフォークオイル10号を注入。

IMG_1263.jpg

組み終わった状態です。
ウレタンクリアーにて、コーティング。あまりにも鏡面になったので、少しペーパーでクスませ、作業終了です。

IMG_1266.jpg

イイ感じです!

IMG_1283.jpg

この後、普通の車検点検作業を実施します。
何気に、フロントキャリパー左右をパーツ在庫していたゴールド純正キャリパーにゴッソリ交換しました。

ブラック?ではない車体色ですが、ブラック/ゴールドアクセントで、大人なVFR750Fを、更に引き締めたく思い・・・です。

IMG_1285.jpg

電素関係のカプラーや、当レギュレーター端子にグリスアップ&必要箇所にはグリス注入しました。
カプラー内の経年劣化のチャタリングにも、強くなり、電気伝導も上がハズです。
レギュレーターは対策品の後継モデルに交換されていました。ラッキー!!

IMG_1286.jpg

古いバイクは、ヘッドライトが暗い事が悩み。45Wバルブですから当然です。
ですから、リレーを装着し、12Vの60/55Wに。バルブは、PIAAのホワイトバルブに交換しました。

IMG_1284.jpg

VFRのロゴが80~90年代の感じです。

IMG_1237.jpg

フロントブレーキも純正は・・・なので、ニッシン製のセミラジアルタイプの新品に交換しました。またブレーキフルードとクラッチフルードは、いつものMOTULブレーキフルードDOT5.1使用。

IMG_1238.jpg

ラジアルまでも必要無く、ストロークも良い感じにブレーキング出来てイイ感じでした。

IMG_1262.jpg

フロントブレーキパットは残量3.55ミリ。キャリパーは以前オーバーホール済です。

IMG_1287.jpg

続きまして、リヤブレーキASSYの分解時の状態です。

IMG_1288.jpg

フートブレーキ&リンク類の状態です。
やはり、ココまでは車検時に分解はされていない状態でした。

IMG_1289.jpg

全て綺麗に洗浄し点検した状態の、リヤーブレーキ類のパーツです。
この後、各ピポッド部を、シリコーングリスにて、摺動良くし、組付けます。
リヤパット残量は、2.85ミリで、まだまだ交換は先です。

IMG_1290.jpg

当然、キャリパー本体も洗浄&清掃点検し、ピストン汚れを落とし、摺動部をシリコーングリスにてスムーズな動きに。

IMG_1291.jpg

ブレーキフルードを交換し、作業終了です。

IMG_1292.jpg

私は、この辺りが綺麗なバイクは、ちゃんと整備されているなぁと、勝手に観察しています。

IMG_1293.jpg

片持ちスイングアームのPROアーム。
90年代の中堅ライダーには、ドンピシャな機構です。V4エンジン&PROアーム→レーシー。

IMG_1294.jpg

完成です。
マフラーはオーストラリアのステンチューンと言う、BMW車や日本では・・・のバイクでも、ヨーロッパで人気な機種のマフラーを販売しているアフターメーカーのスリップオンサイレンサーです。

センタースタンド付きってのが、イイ!

IMG_1295.jpg

MRAのスクリーンの入荷待ちです。←10月入荷らしい。。

IMG_1296_LI.jpg

フェンダーレスに加工しました。
スイングアーム部分がスッキリ見える方が、個人的に良いかなと思います。

IMG_1297_LI.jpg

フロント・ゴールドキャリパーなので、ゴールドチェーンでつりあいを。
ミラーは左右、CBR600F用を流用しました。

IMG_1298.jpg

何とも90年代のバブリーで、贅沢アルミパーツと必要ない機構を多く使用し、結果、少し重たい車体に。
しかし何故かV型750㏄の4気筒エンジンとPROアームを採用した、当時のHondaのレースシーンでスタンダードなレイアウトですが、おとなしめ。そして、1990年のグッドデザイン賞を受賞した、VFR750F RC36です。

IMG_1299.jpg

店主、何故かこの形が、結構好きなんです。
当車両、フロントホイールが、何故かCB750 RC42部品流用ですが、結果前後ブラックホイールにて、シート表皮もブラック。
精悍な感じの車両です。少し、店主が楽しむ為に乗りますが、また販売します。

8月の暑い中旬に、当VFR750Fにて、淡路島にツーリングに出掛けました。
気温38℃の中、テスト走行も兼ねて約250キロ高速&一般道を走行しましたが、乗ってる方が、不具合を起こしそうな日にて、旧車のVFR750Fは、整備のお陰か元気に、何のトラブルも無く、楽しいツーリングとなりました。

なかなか楽しいバイクです!





※当店は二輪車の近畿運輸局認証工場です。ブレーキ・エンジン等の脱着オーバーホール(分解・清掃点検・交換)作業を施すには、運輸局による認証が必要です。測定機器・経験など認定される場合は国の厳しい基準にて工場が審査されます。分解整備点検は、国の法律(道路運送車両法第80条)にて、認証工場・指定工場にての車両を点検整備することが基本となっております。




はぎはらモーターは、一台一台、中古車もですが、心を込めて点検整備しています。お客様が気持ち良くオートバイライフを送って頂ける様アドバイス等、真摯にお答えしたいと思っております。是非ご用命をお持ちしております。