~今日は何の日~
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「ファッションショーの日」

1927年のこの日、銀座の三越呉服店で日本初のファッションショーが行われたそうです。

9月21日(金)今日から秋の交通安全週間。皆さま、私も気をつけて。営業中です。

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CB125TF-YA免許教習車 整備風景

今回は、いつもお世話になっている、「北播ドライビングスクール」様のCB125TF(1985年~1990年発売)のYA型免許教習車の整備です。


小型二輪の教習生1人の為に、しっかり整備を施すと言う「安心感」が、北播ドライビングスクール様の特長です。

その意気込みに、こちらも、出来るだけ乗りやすくさせる!と整備開始です。


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製造から約28年、走行距離は2,500キロ台。教習所内をゆっくり見て、だんだん劣化していった、このCB125TF。
車検と同じ点検を施す以外に、前後タイヤ交換・ブレーキ前後引きずり・ガソリン漏れ・フロントフォークオイル漏れが確認、修理依頼でした。


先ずは、フォークの分解です。

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車庫に保管されているので、とても綺麗な状態です。しかし、ゴム類は劣化します。
部品が販売されているか心配でしたが、ほとんどのパーツHonda純正新品にて販売されていました。最近の一般の車輌は、パーツが絶版になっている中、このCB125TF-YAは、在庫御座います。Hondaスピリッツが、まだある車輌です。


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フロントのブレーキパーツと、アクスルなどホイール・フォークのパーツ類。

綺麗です。再整備に気合が入ります!

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高頻度パーツのサスペンションのオイル・ダストシール、共通車輌パーツなので、助かります。
MOTULフロントフォークオイル10号注入(この頃はATF→オートマオイル注入とサービスマニュアル記載)。

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たぶん転倒にて、ハンドルのディメンションが狂ってるハズなので、ステムナット・アッパーロックを緩め、ガタ付かせ、落ち付いた所でトルク締め付けします。

そうすると、フロントアクスルボルトが、何の渋みも無く取り付けられました。

フォークなどはこれで終了。ブレーキ関係に移ります。


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車検が無い車両。固着しています。シール交換です。

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パーツ類洗浄後の画像です。この頃はアスベストパットが主流。シックリ・キチッとブレーキングと耐久性には歩が有りますが、石綿ですから、現在はNGです。


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ダンロップF11という、当時の純正タイヤ、ブレーキ分解、フォーク分解で、フロント周りは良くなりました。当時の最先端、「ブーメランコムスターホイール」を装着しています。当時のレーサーなどこのホイールで、この後NSブーメランコムスター・・・などCBR400F(NC17)で履いていましたが、コストダウンとアルミ鍛造技術の進化でホイールが軽量化し、姿を消しました。

余談はそのあたりで(・・・ちなみに私はこの頃小学生です)。



続きまして、キャブレーターに。

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ツインキャブですが、CV(コンスタントバキューム)式ではなく、ピストンバルブ式2連キャブレーターです。

ピストンバルブが必要なバイクかな?と思いますが、仕上げって乗るとキビキビ吹き上がります。CD125や後期型CB125Fと比べレスポンスが良いです。さすがピストンバルブ式です。


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ガス漏れの原因は、2番キャブのフロートバルブの変形と真鍮フロート受けのザクリと、フロートの穴あき。

真鍮フロートなので、修正します。

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どちらのキャブレーターも、この様な状態です。

ちなみに清掃修正後のキャブレーターは・・・

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綺麗になります。

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キャブレータークリーナー、洗浄を繰り返し、綺麗にします。また、ジェット類・ニードルなども清掃し修正します。

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ハイトスと言うHondaの電子パーツリスト上では、部品が上記部品ではなく、後期型の部品が記載されていました。と言う事で、アル、HMジェ○が慌てて修正してるはずです。CB125TF-YAと言う車両のパーツは滅多に出ないのでしょう。


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この後組み付けると、アイドリングが安定しません。どうもピストンバルブを動かすワイヤーが固着しつつあるようです。

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修正し、摺動を良くします。

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こちらも、渋いので、修正し、スロットルパイプには給油を行い、ワイヤーがスムーズに動く事を確認して、組み付けると、安定したアイドリングに落ち着きました。微妙に引っ張る→ピストンが落ちない状態、だった様です。OKです。


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パリッとしてきました。もう少しです。


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リヤーはドラム式。

このブレーキシューもアスベストタイプ。分解後の試乗ではやはり、マイルドで良い効きをしました。

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清掃後のバーツ類です。綺麗な状態です。

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アンカーカムをグリスアップし、組み付け。

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リヤータイヤもダンロップK527!知る人ぞ知るK527。F11と同じく、超ロングセラーチューブタイプのバイアスタイヤ。

ドリブンスプロケット、ダンパー点検し、チェーン清掃し組み付け。当然ベアリングは清掃&グリスアップ。


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同時進行で、CB1300 5Jタイプも車検点検しています。後日オーナー様が「記事にしていいよ~っ」と言われたら紹介します。


エアクリーナー・スパークプラグ・バッテリー充電・カプラー類チェックなど施し、完成が近づきます。

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また、リヤーブレーキアクスル・ミッションピポッドなどグリスアップして、摺動を良くさせます。

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エンジンオイル・・・真っ黒で、量が少ない・・・。

MOTUL 3100ゴールド1.4L入れ替えます。



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完成しました。綺麗に、また乗りやすくなりました。

免許教習車なので、あまり遠く乗れないですが、少し走行テストしましたが、いい感じです。

また、教習所内のコースを少し回転を上げて走り、曲がる・止まるのチェックもOK。


往年の名車のCB125TF-YA完成しました。

車検車両ではないですが、中型車両と同じ、それ以上の整備を実施させて頂きました。


教習料金と今回の整備費用を考えたら・・・な、気持ちでしたが、教習生の安全を考え、キッチリ整備をしてお迎えする「北播ドライビングスクール」様のお気持ちに、低迷中のバイク業界人の端くれの私も、脱帽する出来事でした。

私個人的に思いますが、クルマは現在大変必要なモノであり、人も乗れ、雨天時も活躍しと重宝します。またこの田舎ではクルマが無かったら、公共機関が発達していない為、生活が出来ない状態です。大変必要です。

一方バイクは、クルマの低価格や、所得の増加で、お仕事に使用される以外は、あまり必要性が無いモノかと思います。また、当免許教習用車両は、一般車両に比べ30%程価格も高いです。

今後、バイクの普及の為にも、免許教習車両は、メーカーから貸与するとか、価格を抑えるとかし、最新型を乗って頂き、国内メーカー車両の販売に繋げるなど、少し努力も必要かな?と私個人的に思いました。










※当店は二輪車の近畿運輸局認証工場です。ブレーキ・エンジン等の脱着オーバーホール(分解・清掃点検・交換)作業を施すには、運輸局による認証が必要です。測定機器・経験など認定される場合は国の厳しい基準にて工場が審査されます。分解整備点検は、国の法律(道路運送車両法第80条)にて、認証工場・指定工場にての車両を点検整備することが基本となっております。





はぎはらモーターは、一台一台、中古車もですが、心を込めて点検整備しています。お客様が気持ち良くオートバイライフを送って頂ける様アドバイス等、真摯にお答えしたいと思っております。是非ご用命をお持ちしております。







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